お客様に聞かれたことを、そのまま記事にしていますか

ホームページに何を書けばいいか分からない、というご相談をよくいただきます。

ネタを探してほかの会社のサイトを見に行く、という方は多いところです。ただ、それをすると書けなくなります。似た内容をもう1本増やすだけになるからです。

いちばん強いネタは、お客様が実際に聞いてきた質問です。電話や現場で、こちらが口で答えている内容がそれです。

今回は、その質問をどう記事にするかを整理します。

Googleが示している自己評価の質問が手がかりになります

Googleの検索セントラルには、作ったコンテンツを自分で見直すための質問が並んでいます。そのうちの1つがこれです。

コンテンツを読み終わったユーザーは、あるトピックについて、目的を果たすのに十分な情報を得たと感じることができますか。

もう1つ、反対から確かめる質問も挙げられています。ユーザーがコンテンツを読み終わっても、他のソースからより良い情報を得るために再び検索する必要があると感じさせてしまいますか。こちらは「はい」なら見直しが必要な質問です。

お客様の質問をそのまま記事にすると、この2つを満たしやすくなります。聞かれたことに答える形なので、読み終わった人が別の検索に戻る理由がありません。

今週やってみる3つ

1. この1か月でお客様に聞かれたことを、思い出せるだけ紙に書く
2. そのうち2回以上聞かれたものに丸をつける
3. 丸をつけたものを、聞かれた言葉のまま記事の見出しにする

3番がいちばん大事です。言い換えないでください。お客様が使った言葉が、検索される言葉です。

聞かれた言葉のまま書くのが近道です

専門の言葉に直したくなるところですが、そこは我慢してください。お客様は専門の言葉で検索していません。

たとえば「いくらかかりますか」と聞かれたのであれば、見出しも「いくらかかりますか」です。「料金体系について」に直すと、聞かれた形から離れていきます。

そして、答えは最初に書いてください。口で答えるときと同じ順番です。先に結論を言って、理由をあとから足していく形にします。

記事の長さは気にしなくてかまいません。聞かれたことに答え切れていれば、それで用は足りています。

自分の経験が入っているかを確かめます

検索セントラルの質問には、こういうものもあります。コンテンツは、実体験や深い知識(たとえば、実際に商品やサービスを使用したり、ある場所を訪れたりした経験に基づく特別な知識)を明確に示していますか。

ここが、よそのサイトを見て書いた記事といちばん差がつく部分です。お客様の質問から書けば、自然とご自身の経験が入ります。

入れ方は簡単で、「こう聞かれることが多いです」「このときはこうしています」と一文を足すだけです。よくあるのは、という言い方ができるのは実際にやっている人だけです。

反対に、調べた話だけで書いた記事はこの一文が書けません。書けないときは、まだ自分の経験が入っていないという合図です。

記事にしない質問もあります

お客様ごとに答えが変わる質問は、記事にしにくいところです。この場合は「ここで答えが変わります」という分かれ目だけを書いてください。

答えを1つに決めて書くと、読んだ方が自分の場合だと思い込んでしまいます。分かれ目を書くほうが、問い合わせにつながります。

質問は貯めておくと記事になります

いちばんの問題は、聞かれたときに忘れてしまうことです。1週間経つと思い出せません。

やり方は何でもかまいません。スマホのメモでも、紙でも、電話のそばに置いたノートでもよいです。聞かれた言葉だけを1行で書くと決めておくと続きます。

そのとき、答えは書かなくて大丈夫です。答えは頭に入っているので、書くのは質問だけにしてください。書くことが増えると続きません。

貯まってきたら、同じ質問が並んでいることに気づきます。そこが記事にする順番です。

2回以上聞かれた質問は、これからも聞かれます。記事にしておけば、次からはその記事を見ていただけます。電話で説明する時間が減ります。

お問い合わせのメールに貼る文章としても使えます。毎回書いていた説明を、1本の記事に置き換える形です。

1本書くのに時間をかけなくてもかまいません。口で答えている内容なので、話すとおりに書けば形になります。書いたあとに読み直して、言い回しを整えるだけで足ります。

まとめ

記事のネタは、よそのサイトではなくお客様の質問にあります。すでに口で答えている内容が、そのまま記事になります。

見出しは、聞かれた言葉のままにしてください。専門の言葉に直すと、検索される形から離れます。

そして、ご自身の経験を一文入れてください。よくあるのは、という書き方ができるのは実際にやっている人だけです。

やることは、聞かれた質問を1行で貯めることだけです。2回以上聞かれたものから書いてください。

何から書けばいいか分からない、という方は多いところです。むらたすでは、聞かれている質問を一緒に並べるところからお手伝いしています。

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