写真の説明文、空のままになっていませんか。AIに書かせられます
ホームページに写真を載せるとき、画像を選んで、位置を決めて、そこで終わりにしていませんか。
WordPressの場合、画像をアップロードする画面に代替テキストという欄があります。ここが空のままになっているサイトが、とても多いです。
この欄は、見た目には出てきません。ですので、埋めても埋めなくても、ページの見え方は変わりません。変わるのは、検索エンジンから見たときの情報量です。
今回は、この欄に何を書くかという話です。そして、そこをAIに手伝ってもらう方法をまとめます。
Googleが「もっとも重要」と書いています
まず、この欄の位置づけです。Googleの検索セントラルには、画像のSEOについてのページがあります。
そこでは、代替テキストについて画像のメタデータを提供する際に、もっとも重要な属性という書き方がされています。画像についての情報の中で、いちばん効くということです。
Googleは、代替テキストと、画像を解析する仕組みと、ページの内容を合わせて画像の主題を理解するとしています。つまり、言葉で説明が付いていれば、その分だけ伝わります。
逆に、空のままだと何も伝わりません。写真が何枚あっても、情報としては0です。
いま確認したい3つ
1. メディアの一覧を開いて、代替テキストが空の画像がどれくらいあるか
2. トップページに使っている写真のファイル名はどうなっているか
3. 写真が、その写真と関係のある文章の近くに置かれているか
1番だけでも見てみてください。たいてい、ほとんど空になっています。
空、ひとこと、説明の3段階があります
では何を書くか。検索セントラルには、良い例と悪い例が段階で示されています。
いちばん悪いのが属性そのものがない状態です。次に、キーワードを並べただけのもの。これも悪い例として挙げられています。
そのうえで、ひとことだけ書いたものがより良い例、そして最良の例として挙げられているのは、何をしているところかまで書いたものです。
犬の写真でいえば、「犬」だけで終わらせず、「ボール遊びをしているダルメシアンの子犬」まで書く、ということです。名詞ひとつではなく、場面が分かる一文です。
お店の写真なら「店内」ではなく「窓際の2人がけの席が並ぶ店内」。工事の写真なら「現場」ではなく「足場を組み終えた住宅の外壁」。この違いです。
詰め込むと逆に働きます
ここで気をつけたいことがあります。長く書けばよい、ではありません。
検索セントラルはキーワード詰め込みを避けるべきと明記しています。そして、それはユーザー体験を悪化させ、サイトをスパムとみなされる可能性があると書かれています。
地域名とサービス名を思いつくかぎり並べる、という書き方を見かけます。あれは、やったぶんだけ損をする形です。
基準は単純です。その画像を見ていない人に、一文で説明するつもりで書く。これで足ります。
AIに書かせると、ここが速くなります
とはいえ、写真が50枚あったら、50回考えることになります。ここをAIに任せられます。
やり方は単純です。画像をAIに読み込ませて、代替テキストを書いてほしいと頼みます。そのとき、条件を付けておきます。
条件は3つです。何をしているところかまで入れる。キーワードを並べない。一文にする。これを伝えるだけで、出てくるものが変わります。
あわせて、その写真を載せるページの文章も渡してください。何のページに使う画像かが分かると、説明の方向が合ってきます。
AIが書いた文章をそのまま載せてよいかという話は、AIが書いた文章をそのまま載せてもいいですか。順位は下がりませんに書きました。考え方はこちらも同じです。
直すのは固有名詞のところです
出てきた文を、そのまま貼らないでください。AIは写真に写っているものは分かりますが、それが何なのかは知りません。
たとえば、自社の店内の写真に「カフェの店内」と出てきます。間違っていませんが、どこの店かは入っていません。
ですので、出てきた文に対して、店名や地名、商品名といった固有名詞を自分で足します。この作業は、1枚につき数秒です。
ここまでやると、写真が文章と同じように情報を持ちます。50枚の写真が、50行の説明になります。
ファイル名も、そのままになっていませんか
もうひとつ、同じ画面でできることがあります。ファイル名です。
検索セントラルは、ファイル名についてわかりやすく説明的であるべきとしています。そして悪い例として挙げられているのが、IMG00023.JPGのような名前です。
カメラやスマホから出てきたままの名前は、ここに当たります。アップロードする前に、英小文字とハイフンで内容が分かる名前に変えておきます。
どこに置くかも決まっています
最後に、置き場所の話です。検索セントラルは、画像を関連するテキストの近くに、画像の主題に関連するページに配置することとしています。
条件が2つあります。近くに関係のある文章があること。そしてそのページ自体が、その写真の主題と関係していることです。
よくあるのが、記事の冒頭に雰囲気のよい写真を1枚置いて、本文は別の話をしている形です。写真としては悪くありませんが、情報としてはつながっていません。
直し方は簡単です。その写真の話をしている段落の、すぐ上か下に移す。これだけで、文章と画像が組になります。
サーチコンソールの見方は、サーチコンソールを開いても、何を直せばいいか分かりませんにまとめました。画像検索からの流入も、そこで見られます。
今日やるなら、この順番です
1. アクセスの多いページを3つ選ぶ
2. そのページの写真だけ、代替テキストを埋める
3. AIに下書きをさせて、固有名詞を自分で足す
4. これから載せる写真は、アップロード前にファイル名を変える
5. 古い写真は、ページを直すついでに少しずつ
全部やろうとすると止まります。3つのページだけなら、30分ほどで終わります。
まとめ
代替テキストは、見た目に出てこない欄です。ですので後回しになりますが、Googleはもっとも重要な属性だと書いています。
書き方は、名詞ひとつで終わらせず、何をしているところかまで入れた一文です。キーワードを並べるのは逆効果で、スパムとみなされる可能性があるとされています。
この作業はAIと相性がよいところです。下書きを出させて、固有名詞だけ自分で足す。これで枚数をこなせます。
ファイル名も同じ画面で直せます。IMG00023.JPGのままになっていないか、一度見てみてください。
写真はあるのに説明が空、という状態はよくあります。むらたすでは、こうした手当てを一緒に画面を見ながら進めています。
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